はい
私はお気楽に投資を行っていますが、実は多額の借金があります。
【住宅ローン】
です。
住宅ローンについては色々な考え方があるかもしれませんが、一般的にいれば生涯で一番高い買い物ともいわれるものです。
本来であればいち早く住宅ローンを返すための資金繰りをすべきなのかもしれませんが、今のところ余剰資金を返済に回すという考えはありません。
その返済をしない理由を列挙します、今の私は住宅ローンに振り回されない生活が心地よいと感じます。
・一括返済するお金が手元にない
手元資金がないから住宅ローンを組んだ訳です、当たり前ですが
・ちょこちょこ返済するのもめんどくさい
めんどくさがりなのです、ちょこちょこ繰り上げ返済するのも手数料も高いですし
・毎月の返済額が無理ない金額なので、特に追われる感じもない
無理なく返済する分にはストレスを感じないため急がされていないのでしょう
・団信保険(私が死亡した時にローン返済義務が消滅する)が優秀であるため
もしも私が死んだのであれば住宅ローンを家族に引き継がせる必要がないという素晴らしい保険に加入しているのだからその保証は優れていると思うからです。
むしろ私の死亡リスクを考えた時、今の借入残高を付保できるのであれば入り続けていたいという気持ちになります
・団信+住宅ローン控除は制度的に大きな優遇がある
私の場合の住宅ローン控除はおおよそローン残高×1%の所得税が10年間戻ってきます(適用年度によって異なる可能性があるので注意が必要です。)
現役世代である私は、今のところしっかり住宅ローン控除の恩恵を受けることができるため、とりあえず急いで返す必要がないと判断しました。
・余剰資金を投資に回して、一括返済資金を運用したい
簡単に言えば投資がしたい、と、借入は返したい、の両方を満たしたい。ということです
投資の中でも個別銘柄には愛着が沸きがちなので返済資金としてはインデックス銘柄をそれに充てようかとひそかに考えています。
一括返済資金を株式で保有しているのであれば、売却タイミングもこちらで図ることができるため、私はそう考えています。
もちろん私もお金を借りた状態というのはあんまり良い気はしません
昔の自分であればとにかく早く借入を返さなければという思考になっていたのだと思います
ローン控除を受けながら、投資で自由な返済原資を貯めながら、今までどおりの経済的な生活を送る
住宅ローンを抱えたまま投資活動を行う、
投資活動資金で一括返済財源をゆっくりと構築する
というのが今の考え方であり、私にとってはバランスが取れている状態なのです。
投資もできるし借入金を抱えた不自由感もない、経済的豊かさを増していき、経済的豊かさを保った状態での一括返済を目指すというところでしょう。
ここで一つ、住宅ローン控除について簡単に説明します。
適用時期や特例などにより住宅ローン控除の内容も変わることがありますので、確認が必要です。
住宅ローン控除とは
計算式はおおよその借入金の年末残高×1%が所得税から戻ってくるという制度です。
単純に5,000万円の借入金があれば50万円戻ってくるのか?
といえばNOです。
一つは住宅ローン控除の上限があります、私の場合は上限40万円です
国としても住宅建設促進の立場でありながらも必要以上の豪華住居に対しては控除を渋るという立場です。
もう一つはそもそも上限に達する程の源泉所得税(所得税)が引かれていない可能性がある、ということです。
言えばサラリーマンの確定申告書です、会社側で生保やiDeCoなどを加味して年末に税金計算をしてくれるものです
これの「源泉徴収税額」の欄が控除の上限となります。
既にローン控除を適用している人であれば「摘要」に住宅ローン控除の情報が入ります
所得税の計算上、サラリーマンで源泉徴収税額が30万円、40万円となるのは相当の高額所得者でなければ達せず、私の若いころは5万、10万くらいの源泉徴収税額だったと記憶しています。
なので、ローン控除は上限が源泉徴収税額であるため、思ったよりかは戻りが少ないという結果になります。
簡単ではありますが、これが住宅ローン控除の説明です。
住宅ローンについては色々な考え方があります
「ローンはしない方がいい」
「住宅ローン控除は沢山税金が戻ってくる」
「繰り上げ返済はなるべく早い方がいい」
などといった言わば先入観による思考が固まっているのであれば、しっかりとした知識を得、しっかりと考えて行動をすることをおすすめします。
そもそも家は負債だ、という考え方もあります、私は考え方自体には賛成ですが、マイホームに住むこととしました。
持ち家に住む幸福感、幸福感については自分だけでなく親、配偶者、子の幸福感までを考慮した時に私は自宅を買いました。
持ち家論争については住む地域や慣習、世帯構成など様々なところで単には言い切れないところがあるのではないでしょうか?
なので、持ち家論争についてはまた違うところでできればと思います
気づけば住宅ローン控除中心の記事になってしまいましたが、各種優遇制度についてはその中身をしっかりと理解した上で享受すべきというのが私の考え方です。
コメント
コメントを投稿